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鳩対策コラム

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  • 2018/10/24
  • 鳩対策3

日本の野生の鳩はどのくらい種類がいるの?

お散歩などしているとよく見かける馴染みのある鳩は【ドバト(カワラバト)】と呼ばれる鳩ですが、実はあの鳩は日本古来の鳩ではないのです。もともと日本には生息していなく、ヨーロッパやアフリカ等に生息しており古くは江戸時代頃に日本に輸入され家禽化されたようです。

日本で生息している野生の鳩はすべて同じ種類の鳩ではなく、その種類は細かく分類するとたくさんいるのですが、大きく分けると約6種類ほどいます。(世界にはなんと300種近くいるのです!)



 カラスバト 

本州中部以南、四国・九州の暖かい気候の常緑広葉樹林に生息する。
ネコやネズミ等の捕食により数が減り国の天然記念物に指定されている。
オス・メス同色で全長37~40cm。全身光沢のある黒色の羽毛でおおわれており、光の向きにより
キレイな緑色や紫色に見える。くちばしは暗青色で先端は淡黄色。


出典:ウィキメディア・コモンズ (Wikimedia Commons)






 キジバト 

日本では各地で生息しており北海道・本州北部に分布している個体は繁殖が終わると越冬のため南下する。平地や山地に多く生息しているが、街中でも見かけることができる。別名「ヤマバト」とも呼ばれ親しまれている。オス・メス同色で全長約33cm。全体は赤みを帯びた灰色で、翼に特徴があり黒と赤褐色のうろこ状の模様がある。その模様がキジに似ていることから和名の由来とされている。








 ベニバト 

全長約23cmくらいで日本に生息する鳩の中ではとても小さな鳩。
オスは頭部と首が青灰色、首の後ろに黒く細い線がある。
メスは全身灰褐色で一見するとシラコバトと似ているが、体の大きさと足の色で区別することができる。
日本では数少ない旅鳥や冬鳥として南西諸島にごく少数が飛来する。



出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より






 キンバト 

全長約25cmと小さめの鳩。頭から背上部は青灰色、背と雨覆は光沢のある綺麗な緑色、
胸腹部は褐色でくちばしと脚は赤い。オスは頭頂部が灰青色、メスは褐色となり区別することができる。
日本では、八重山諸島、宮古島以南の島に分布している。


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より






 アオバト   

全体的に緑色していて、オスは黄色、赤色が入っているがメスは単色。主に果実や種を食べている。
日本各地の森の中で群れで生息しており一定の場所に住み着いている。初秋の頃には海岸へ現れてミネラルなどの栄養補給を行っていると考えられている。6月頃に繁殖期を迎え、樹の上で皿型の巣を作り卵を産む。





 シラコバト 

埼玉県東部地域を中心に生息し国の天然記念物に指定されている。また県のシンボルでもあり「県民の鳥」としても親しまれている。オス・メス同色で全身が淡い灰色。首に黒い線と風切部分が黒色なのが特徴。
農耕地や林に生息し木の実などを食べる。繁殖期は3月から9月過ぎ。




実際に身近で見かける鳩は、外来種の【ドバト(カワラバト)】や野生ではキジバトが多いと思われます。

馴染みのある鳩ですが天然記念物に指定されている数の少ない種類もいます。
鳩は『鳥獣保護法』により捕獲や駆除を行う場合許可が必要となり、勝手にそれらを行うと軽犯罪法に触れてしまうのでご注意ください。


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